TeraTermで操作ログを自動取得(備忘録)

インフラの仕事をしていて実によく思うことは、リモート操作時のログの重要性。

コマンドのうち間違えとか残ってしまい、操作が赤裸々に残ってしまい悲しい
思いをすることも多々あります。
しかし、それ以上にオペミスしてしまったときにミスした箇所を確認することも
できるし、技術検証時の場当たり的操作も残してくれるので、手順書を作成する
際にとても有効です。

TeraTermによるログの自動取得

多くのTerminalソフトで操作ログの取得が可能ですが、ここでは私が普段使用して
いる「TeraTerm Pro」での設定方法について備忘録がてら記載します。

私の場合、「teratermYYYYMMDD-HOSTNAME.log」形式のファイル名で、
マイ ドキュメントのTeraTermLogsディレクトリ以下に自動保存させています。

デフォルトの設定はTERATERM.INIファイルでして可能です。
※INIファイルは、TeraTermのインストールディレクトリにあります。

設定箇所

ディレクティブ 設定値 備考
LogTimestamp on コマンドを実行した時間を記述
LogHideDialog on ログダイアログを表示しない
LogDefaultName teraterm%Y%m%d-&h.log ログファイル名形式
LogDefaultPath <保存パス> ログファイルの出力ディレクト
LogAutoStart on 接続時に自動的に記録を開始

以下は、実際のTERATERM.INIからの抜粋となります。
; Binary flag for Send File and Log (on/off)
TransBin=off
; Log append (on/off)
LogAppend=on
; plain text flag for Log (on/off)
LogTypePlainText=on
; timestamp flag for Log (on/off)
LogTimestamp=on
; without transfer dialog flag for Log (on/off)
LogHideDialog=on
; Default Log file name. You can specify strftime format to here.
LogDefaultName=teraterm%Y%m%d-&h.log
; Default path to save the log file.
LogDefaultPath="C:\Documents and Settings\marmotte\My Documents\TeraTermLogs"
; Auto start logging with default log file name.
LogAutoStart=on

以上