環境設定備忘録(その2) X Windowを停止する

サーバ用途のUNIXに対して操作を行うとき、滅多な事(Oracleのインストールとか)が
ない限り X Window System なんていじることがありません。
なので、VMWareなどの仮想マシンにインストールする場合、メモリがもったいないので
インストール直後、 X Window を停止してしまいます。

Solaris10ならdtlogin

Solaris10の標準的なGUIベースのログイン画面は、dtconfigで管理できます。

# /usr/dt/bin/dtconfig

使用方法: 引き数を一つ指定してください。

 CDE 構成ユーティリティ

  /usr/dt/bin/dtconfig -d        (自動起動を使用不可にします。)
  /usr/dt/bin/dtconfig -e        (自動起動を使用可能にします。)
  /usr/dt/bin/dtconfig -kill     (dtlogin を強制終了します。)
  /usr/dt/bin/dtconfig -reset    (dtlogin をリセットします。)
  /usr/dt/bin/dtconfig -p        (プリンタ・アクションを更新します。)
 /usr/dt/bin/dtconfig -inetd    (inetd.conf /usr/dt デーモン)
 /usr/dt/bin/dtconfig -inetd.ow (inetd.conf /usr/openwin デーモン)

ですので、恒久的に X Window を停止する場合

# /usr/dt/bin/dtconfig -d

を実行することで、次回以降のboot時にGUIのログイン画面が起動しなくなります。

以上