EclipseでPython
ご無沙汰しております。
先日、Solaris 11 Expressをインストールしてみたところ、
Pythonが標準で含まれていました。
XenやGentoo Linuxのemergeなどの制御スクリプトからJythonまで、
様々な分野でPythonが取り入れられている現状を垣間見ると
一技術者として学んでおく必要を感じております。
前置きが長くなりましたが、今回はWindowsクライアントにPythonの
開発環境を準備した際のメモを残したいと思います。
Python開発環境 Eclipse Plug-in PyDev
最近、Java,PHPの開発環境としてEclipseを使用することが多く、
Pythonの開発環境用Plug-inがないかと探したところ、PyDevを発見しました。
PyDevにはコード補完・シンタックスハイライト・定義へのジャンプ
リファクタリング機能・デバッグ機能等、便利な機能が用意されています。
右も左もわからない中での環境構築が、手間がかかりそうだったので
PleiadesのPython開発環境を利用することにしました。
Pleiades Python開発環境
いわずとしれたPleiadesですが、Python用の「Full All in One」を
選択することで、Pythonの実行環境も含め必要な環境が一通り準備可能です。
Pleiadesダウンロードサイト:Eclipse 日本語化 | MergeDoc Project
なお、2010年12/22現在では Eclipse 3.4.2 Ganymede SR2 32bit ベース のものが
Python開発環境の最新です。
ダウンロードしたZipファイルを展開し、適当なディレクトリに設置するだけで
開発環境を準備することが出来ました。
Windowsの環境変数を設定する。
上記の操作のみでも、開発環境として利用可能なのですが、
ライブラリのインストールなどが便利なように環境変数を設定します。
[設定する環境変数]
環境変数名 | 設定例 |
---|---|
PYTHONPATH | C:\Developments\python-dev\python\Lib\site-packages |
Path | C:\Developments\python-dev\python\ |
各々のPleiades展開先のパスを指定してください。
※Pathは既存の変数値に追記です。既存の変数値は消さないでください。
とりあえず、以上。