NetBSD インストールメモ

久しぶりに、NetBSDをインストールしてみました。
非常に軽量なOSで、今回のインストール直後の状態を見ると、

HDDの使用量 171MB
メモリ使用量 43MB
近年のOSと比べるとリソース消費が雲泥の差です。

さて、NetBSDのインストールCDのISOはJNUGから探してダウンロード。
JNUG: http://www.jp.netbsd.org/ja/JP/index.html

今回導入したNetBSDのバージョンは4.0.1(i386版)

VMWare Server 1.0.9にインストールを行ったのですが、
CDブートでインストーラが起動できたので、
そのままインストーラにしたがってインストールを実行しました。

ただ、NetBSDFreeBSDLinuxのようなインストールウィザードで
初期設定を指定する項目がないので、手動で設定が必要になります。

インストール後の初期環境設定

■ネットワーク設定

[構築環境のネットワーク情報]

ネットワークアドレス 192.168.24.0/24
デフォルトゲートウェイ 192.168.24.254

[インストールしたマシンの設定情報]
ホスト名 archytas
マシンのIPアドレス 192.168.24.10

まずは ifconfig -a でインタフェース名を確認。
ネットワークインタフェースはpnc0となっていました。

/etc/rc.conf に以下の設定を追記
hostname=archytas
ifconfig_pnc0="inet 192.168.24.10 netmask 255.255.255.0"
defaultroute="192.168.24.254"


SSHデーモンの起動。

とりあえず、手動で下記のコマンドで起動できますが、

 # /etc/rc.d/sshd start
基本サービスなので、自動起動するように設定します。

/etc/rc.conf に以下の設定を追記
sshd="YES"

bashのインストール

インストール直後のNetBSD4.0.1にはbashが含まれていません。
別になくともよいのですが、便利なのでとりあえず入れておきます。

今回は、手を抜いてバイナリーパッケージをインストールすことにします。
※バイナリーパッケージは以下のURLにおかれているようです。
 ftp://ftp.netbsd.org/pub/NetBSD/packages/current-packages/NetBSD/i386/4.0_2009Q2/

# pkg_add ftp://ftp.netbsd.org/pub/NetBSD/packages/current-packages/NetBSD/i386/4.0_2009Q2/shells/bash-3.2.48nb1.tgz

以上で、最低限の設定が完了(?)です。